イエローナイフオーロラ2

一生に一度は見てみたい「オーロラ」!!

オーロラ目当てに旅行したこともありましたが、やっぱり短期間だと見るのは本当にラッキーじゃないと難しい(-“-)

その時の記事はコチラ

だったら、オーロラのツアー会社で働いて絶対いいオーロラを見てやろう!と思い、カナダのワーホリ期間でイエローナイフのオーロラのツアー会社で働いてみました。

これからオーロラを見に行きたいと思ってる方へ、イエローナイフでの観測の条件やツアー会社選びのポイントなどを紹介するので、参考になればいいなと思います(^^)/

スポンサーリンク

イエローナイフってどんなところ?


イエローナイフはカナダの北西部ノースウエスト準州にある州都です。

大きな湖と森に囲まれた小さな街で、夏場はカヌーや釣り、アニマルウォッチングができ、冬場はアイスロードや犬ぞり体験などが楽しめます。

音楽イベントや氷で作ったお城が建つお祭りなんかもあります。

広大な土地に対して人口は二万人弱。先住民族も住んでおり、独特な文化も残っています。

気候

夏場(4月~10月)6~8月は20度近くになることもあり、過ごしやすいです。

冬場(11月~3月)はめちゃくちゃ寒いです。気温が-40度になることもあります。

雪で街が覆われ、湖もすべて凍り、湖の上を歩けるようになります。

しかし、暖房設備が整っているししっかり防寒もするので、0度くらいだったら意外とそこまで寒く感じず快適に過ごせます。むしろ日本で感じる隙間風なんかのほうがよほど寒く感じますよ。(^^)

アクセス

日本からイエローナイフへのフライトは一般的に、バンクーバーかカルガリー、エドモントンでの乗継便を利用します。カナダの主要都市まで約9時間、そこから乗り継いで1時間半~2時間の長旅です。

空港から市内へは約6キロで、ホテルのシャトルバスかタクシー、またはツアーの送迎での移動になります。

また、雪の多い冬場はフライトの欠航・遅延は日常茶飯事なので、余裕を持った旅行計画を立てることがおすすめです。

スポンサーリンク

なんでイエローナイフはオーロラで有名なの?

日本人にとって、オーロラと言えば「イエローナイフ」ってなんか聞いたことがある!となりますが、実は意外にもカナダ人にはあまり知られていません。

むしろ、なんでわざわざそんな寒い所に行くんだ!?と驚かれます。(゚д゚)!

わたしがいた時は、観光客のほとんどは日本、台湾、中国、韓国などアジア系が多かったです。

イエローナイフはほかの国ではまだまだあまり知られていない僻地なのかもしれません。

オーロラを見る条件は?

オーロラ発生の条件は三つ!!天気が良く雲がないこと空が暗いこと太陽活動が活発なこと

「天気が良く雲がないこと」…イエローナイフは山がなく晴天率がとてもいいことで有名です!

「空が暗いこと」…イエローナイフは小さな街なので店もそんなに遅くまで営業してなく、街明かりは少ないです。街から少し車を走らせるだけで真っ暗になり、オーロラ鑑賞用のスポットもあるので、鑑賞場所を見つけるのは簡単です!

「太陽活動が活発なこと」…イエローナイフはオーロラの発生するオーロラベルトの真下に位置しており、活動が弱いときでも常にその枠の中に入っています。つまり、太陽活動が弱いときでも見れる可能性があり、天気さえよければ毎日がオーロラチャンスなんです!\(^O^)/

オーロラのシーズンは!?

イエローナイフのオーロラシーズンは、8~9月の夏場と11月~4月の冬場です。

5~7月は白夜に近く、夜11時頃に日が沈み、日没後も少し明るく暗い時間が少ないため、オーロラ鑑賞にはむきません。

また、10月は雨や雪が多く、オーロラが活発でも、地上では雲が邪魔をしてほとんど見ることができません。

夏場のオーロラは湖がまだ凍っていないので湖に反射した幻想的なオーロラを見ることができます!

三日いればオーロラの観測率90~95%!?

はい!三日いれば活動の弱いオーロラも含めて観測率90%以上と言われています!!

ただしこれはあくまで統計です。

例えば、三日間オーロラの鑑賞をするお客さんが毎日来たとして、下の図のように〇がオーロラが見れた日、×がオーロラが見れなかった日とすると

12/1 12/2 12/3 12/4 12/5 12/6 12/7 12/8 12/9 12/10
× × × × ×

12月1日に来たお客さんは、初日は見れませんでしたが2,3日と二日間見れています。

12月2日に来たお客さんは2,3日と見れましたが最終日は見れていません。

こんな感じで見ていくと、12月6日に来たお客さんだけは6,7,8日三日間とも見れなかったことになります。

このように、月に何人かはオーロラを全く見れない人が出てしまうんです。

それでも他の人は三日いれば一度は見れているので、観測率90%以上と言われているんですね。

自然現象なので当たりハズレこればっかりはしょうがありません。ただこれほど高い観測率の場所はなかなかないですよ!

飛行機もオーロラ鑑賞のチャンス!!

飛行機は地上から10キロほどの雲の上を飛んでいます。

対してオーロラは地上から100キロ以上の高い所に発生します。

なので地上から見れなくても飛行機なら、運が良ければ窓から上を見上げていれば、オーロラが見れる可能性があります!

到着日、出発日もあきらめずに空を眺めてみましょう!!(^^)/

どんなツアー会社を選べばいい?

オーロラ鑑賞にはオーロラビューイングオーロラハンティングの二種類あるのでそれぞれ紹介しますね。それぞれメリット・デメリットがあるので自分の好みの鑑賞方法をやっているツアーに参加しましょう。

オーロラビューイング

オーロラビューイングは、オーロラを鑑賞するための設備の整った場所へ移動し、その場所からオーロラを鑑賞する方法です。有名なツアー会社はオーロラビレッジです

【メリット】

ティーピーと呼ばれる暖房の効いた場所やトイレ、椅子などがあり、またカメラのレンタルや、オーロラが出ていない日のレクリエーションなど様々なサービスが受けられます。

夜はとても冷え込むので、寒さが苦手な人にはおすすめです。

【デメリット】

その施設の外に動くことはできません。

オーロラハンティング

オーロラハンティングは、施設をもたず、車に乗ってオーロラが発生してる場所、よりきれいに見える場所を追いかけていく鑑賞方法です。

【メリット】

いろんな場所に移動できるので、いろんな背景をバックにオーロラを見ることができます。

【デメリット】

トイレはないので外で済ますことになります。座って休憩できるのも車の中のみになります。

また、いろんなツアー会社がいるので中には、他のツアー客のライトが邪魔することなどもあります。

どんなものを持っていくと便利?

・ソックスは1,2足多めに!(足元はとくに冷えます。足用のカイロもあると便利です)

・耳当て(-20度以下の日は耳がちぎれそうなほど痛くなります)

・服は重ね着で!(外は寒くても中だと逆に暑すぎることも!調整できるようにしましょう)

・コンタクトレンズ(眼鏡だとフレームが凍ってそこから凍傷になる恐れもあります)

・手袋(薄手のものの上にミトンなどを付けるのがおすすめです。鉄などを素手で触るとくっついてしまう恐れもあるのでつねにはめておきましょう)

・カメラなどのバッテリーの予備(携帯電話を含め、バッテリーはすぐ落ちます!予備を持っていくのがいいでしょう。また携帯電話などは服の内ポケットなどに入れ体温で温めておくのがおすすめです)

オーロラを撮影するために必要なものは?

・カメラ(デジカメでも一眼レフでもOKですが、シャッタースピードを変える機能がついているもので、レンズの明るさ(F値)を一番小さい値にして、ISOは400~3200辺りを使うのが望ましいとされています)

・三脚(オーロラを撮影するのに三脚は必須です)

・リモコン(あると便利です。シャッターボタンを押すときにぶれないようにできます)

・カメラケース(暖かい所寒い所と行き来するとレンズが結露してしまうので、ケースに入れておくのがおすすめです)

携帯電話でも撮影は可能ですが写真の出来はそれなりです。「スローシャッター」というアプリがおすすめですよ

オーロラのおすすめのサイト

Aurora MAX

夜になるとリアルタイムの空の様子が動画で配信されるサイトです。

光が強いときに窓の外を眺めてみると家からオーロラが見れることもありますよ

オーロラを見るためのコツ

一番は、あきらめず空を見続けることです!!!

せっかくイエローナイフに来ていたのに、オーロラに気づかなかった、寝てしまったうちにオーロラが出ていたということは、よくあります!

長期で住んでいると、いつでも見れるからいいや~という気持ちになってきてしまうのですが、短期の旅行の場合は気を抜かず、常にサイトをチェックしたり、徹夜覚悟で挑むことをお勧めします。

日によって発生時間は違いますが、なんとなく私の感覚では、夜11時以降~2時ごろに見れることが多い気がします。

せっかく遠いイエローナイフにまで来たのだから、あきらめずにオーロラを観測しましょう!!

最後に

イエローナイフはオーロラ鑑賞には本当に最適な場所だと思います!

ツアー会社も豊富だし、オーロラ観光を押し出している街なので情報もゲットしやすいです。

次回の記事では、オーロラのツアー会社で働くことに興味があるワーホリの人へむけて、オーロラツアー会社の仕事内容やイエローナイフでの生活情報をお届けします!(^^)/

スポンサーリンク