
「オーロラ」を求めてカナダのワーホリ期間でオーロラのツアー会社で働いていました。わったーです。
前回の記事ではイエローナイフでオーロラが見たい人へ向けての、オーロラ観測の情報をお伝えしましたが。
今回はオーロラのツアー会社で働いてみたいと思っているワーホリの人へ向けて、オーロラツアー会社の仕事内容やイエローナイフの生活事情などをお届けします。\(^O^)/
どうやって仕事を探せばいいの?
わたしがカナダで仕事を探す際、よく見ていたサイトは
の二つです。どちらも日本語で求人が書かれているのでとても見やすいし日本語で書かれているとなんか安心しますよね。そこからメールで問い合わせしました。
実際、ツアー会社に働きに来ていた日本人のワーホリの子はほとんどがどちらかのサイトを見てきていました。
なかには、現地に来てから直接会社を訪ねて仕事をゲットしていた人もいましたよ。
英語が話せなくても大丈夫?
イエローナイフには多数のオーロラのツアー会社があるのですが、日本人をメインに案内しているところならスタッフも日本人が多いのでなんとかなるでしょう。
他の国のゲストを多く抱えているような会社では、ガイドをやりたいのであればある程度のビジネス英語力が求められます。もしくは、英語をあまり使わないポジションで働くかです。
日本人をメインにしている会社でもスタッフは日本人だけではないので、コミュニケーションがとれるくらいの英語力は必要です。英語でのトランシーバーでのやりとりなんかもあります。
わたしも英語は得意ではありませんでしたが、文法や発音はハチャメチャでも、なんとか伝えようっていう気持ちでどうにかなりました(^^)/
求人を見てどの程度の英語力が求められているのか、確認してみるといいですよ!
仕事内容は?
わたしは、オーロラのツアー会社で働く=オーロラのガイドだと思っていたんですが、まさかの思いもよらないポジションで働くことになりました(゚д゚)!
これは、あくまでわたしの働いていたツアー会社の話なので他のツアー会社が同じとは限りませんのでご注意ください。
わたしが働いていたのはオーロラ鑑賞の設備をもつ会社だったので大きく分けて4つの部署がありました。
・フロントデスク
ツアーデスクでお客様の案内や電話での予約受付などのオフィスワーク
・ドライバー
空港からホテル、ホテルからオーロラ鑑賞施設への送迎
・キャンプワーカー
オーロラ鑑賞施設の整備や犬ぞりのための犬のお世話など主に裏方作業
・ガイド
オーロラ鑑賞の案内
この四つの部署はそれぞれその部署として求人があります。
ドライバー、キャンプワーカーで働くのは主に現地のカナダ人がほとんどです。
わたしはこの中の「ガイド」で応募したのですが、ガイドにはオーロラガイド以外にさらにいろいろなポジションがありました。
・空港送迎
空港からホテル、ホテルから空港までの案内やチェックインのお手伝い
・市内観光ツアー
イエローナイフ市内の観光ツアーのアテンダント
・アウトドアアクティビティ
犬ぞりやかんじき体験など外でのアクティビティーの案内
・ナイトシフト
夜遅くや早朝に発着するお客様の送迎や案内
・お土産売り場&案内所
販売員&鑑賞施設でのインフォメーション
・プレチェックイン
ホテルにお客様の代わりに先にチェックインし、レンタル防寒着の用意やクリーニング作業
オーロラガイドの仕事は夜のみなので、昼間は昼のアクティビティーや空港送迎など別の仕事と兼用してシフトが組まれます。
上記の空港送迎~ナイトシフトまでの四つは夜のオーロラガイドにも携わるのですが、お土産売り場&案内所とプレチェックインはオーロラガイドとして働くことはほぼなく、そのポジションの仕事のみでした。
ガイドで応募したのにオーロラが見れない仕事があることにとてもびっくりしました(゚д゚)!
しかし、家からでもオーロラを見るチャンスが毎日のようにあったので、ガイドになれなかったからと言ってオーロラが見れないということは全然ないですよ(^^)
空港送迎のポジションは、冬のイエローナイフは飛行機の遅延・運休が毎日のように起こるので、それの対応が大変そうだったように思います。
住む場所や家賃相場は?
イエローナイフの家賃は高めです。ネットでシェアハウスを探してもひと月600カナダドルくらいからしかありませんでした。
働き先では、寮を持っているところがほとんどなので寮の方が多少なりと安い場合が多いです。
また、車など移動手段を持っていない人は、街中に住んだ方がなにかと便利です。
時給は?お金は稼げた?
時給はだいたい14~15カナダドル前後
こういった観光業は、お客さんの入り次第で仕事の量も変わってくるので何とも言えません。
私の場合は、お客さんが少なくそこまで稼ぐことはできませんでした。でもマイナスになることはありませんでしたよ。また、忙しいときは一日10時間以上働くこともあります。
オーロラのツアー会社で働いていてよかったことは?
オーロラが見れたり、アイスロードが見れたりカナダならではがたくさん体験できたこと!
そして、お客様と直にふれあう仕事でとてもよかったと声をかけてもらったり、嬉しそうな笑顔をみれることがやりがいになります!
せっかくカナダに来たのだから、ふつうの飲食店とかだけでなく、こういったガイドの仕事に挑戦してみるのはとてもおすすめです!!(^^)/
イエローナイフでどんな生活をしてた?
イエローナイフは小さな街なのでとくにこれといった娯楽がありません。
仕事以外には、いろんな料理に挑戦してみたり、極寒実験をしてみたり、オーロラを見に行ったり、アイスロードに行ったり、主に自然の遊びか家に閉じこもってみんなでワイワイしてる以外やることがありませんでした(笑)\(^O^)/
でも、スーパーや銀行など生活に必要な店はそろっているので、それ以上を求めなければとても快適にすごせます。
・スーパーは4つ
Independent、Co-Op、IGA、Walmart(生鮮食品は販売なし)
・銀行は5つ
BMO、CIBC、RBC、TD Canada、Scotiabank
・チェーン店
マクドナルド、Tim Hortons
レストランは結構あり、ジムや小さな映画館なんかもあります!
また他には、バッファローのジャーキーなんかも売っており、ハマって毎日のように食べていたり、ダイヤモンドが発掘される地として有名で、とても安くダイアモンドが買えたりなんかもします。
極寒の地ならではの-20度でのまつ毛が凍ったり、バケツのお湯を振り回すと一気に気化したりする体験はとてもおもしろかったですよ(^^)
ちょっと外に出るだけでもしっかり装備しないと寒さで体中痛くなるので装備は重要です!!
一応いろいろそろってるイエローナイフですが、Wi-Fi事情だけは微妙でした。
イエローナイフ自体に無制限のWi-Fiパックというものがないらしく、リミットのあるプランしかありません。
なので、シェアハウスになるとWi-Fiもシェアなので毎月リミットをオーバーし余分にお金を払う羽目になりました。(>_<)
わたしはカナダの携帯電話を契約していなかったので、Wi-Fiがないと会社とも連絡が取れず、とても不便でした。なのでカナダの携帯電話を契約していて動画などをよく見る人はあらかじめ大きいギガで契約してからイエローナイフに来るといいかもしれません。
最後に
以上。イエローナイフでオーロラのツアー会社で働いてみての記事でした。
人と接する仕事はやりがいがあるし、壮大な自然を感じられるイエローナイフはとても特別な場所でした。
今振り返っても、あんなに毎日のようにオーロラが見れる環境にいたなんて、なんて贅沢だったんだろうと思います(^^)
これから何の仕事につくか、どこに行こうか迷っているワーホリの方は、ぜひイエローナイフでのオーロラガイドも考えてみてください\(^O^)/